こんにちは。のりゆきです。
本日紹介するのはこちら
三浦しをん著『風が強く吹いている』
絶賛放送中のアニメ「風が強く吹いている」の原作です。
(11/16放送分以降のネタバレはしていないはずです)
私もまだ半分(7章まで)しか読んでいませんが、三浦さんすげ〜の一言に尽きます。
何がすごいって、小説ですからもちろん絵や音はありません。それなのに伝わってくるんですよね、アツいレース展開がビシビシと。
予選会のラストなんてもう、軽く泣いちゃいましたよ。
言葉のプロってすごいですね。
一方で、レース開始や結果発表はちょっとあっさりしすぎていた気がしました。メインであるレースにピークを持ってくる的な技法なのでしょうか?
アニメと比べると最後まで大筋は同じなのでしょうが、細かいところで違いがあります。
例えば、榊(走の高校時代のチームメイト)との再会のシーン。アニメでは練習中の河原でしたが、小説では記録会で再会します。
またアニメ化にはつきものですが、アニメになると伝わりにくい所の補完という意味でもとても楽しく読むことができました。
今読んでしまうとアニメのネタバレになってしまうので、放送終了後にでも是非読んでみてはいかがでしょうか。
個人的には、予選会後の双子が大好きです。アニメでもこのシーンあるのかな?
今日も読んでいただきありがとうございました。