そう簡単に人生変わらんよ

モラトリアムを拗らせた中二病おじさん。

若林先生

こんにちは。のりゆきです。

先日、オードリー若林正恭さんの著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』と『ナナメの夕暮れ』を購入した、というお話をしたかと思います。

表参道の方をやっと読み終えたので、例によって感想を書きます。

後半にはのりゆき流読書術も書いてありますので、積読が増えがちな方は是非ご一読ください。

 

まず、この本を一言で言えば「もう一度読みたくなる本」です。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、冒頭からの疑問が最終章で解決します。読了したあなたはすぐに二周目に入りたくなるでしょう。真実を知った上で改めてこの物語を振り返りたくなるでしょう。私もそうでした。

リトルトゥースの皆さんは何となく察しが付くのかもしれませんが、新米リトルトゥースの私はギリギリまでよくわかりませんでした。

 

さて、本自体の話はここで終わりです(早い)

ここからは、私の読書について語ろうと思います。

基本的に、私には本を読む習慣がありません。本を読むより動画を見てしまいます(動画は動画で有意義だとは思いますが)。

そこで私が編み出した方法が、

買った直後にメルカリに出品する

という方法です。

こんな事をしているのは、自分を読まざるを得ない状況に追い込むためです。せっかく買ったのに読まずに売るのはもったいない、かと言って遅くとも一週間以内には発送しなければならない。つまり、一週間以内に読むしかなくなるのです。図書館とは違い、また借りればいいや、ともなりません。積読が増えがちな方は是非試してみてください。

しかしこの本には一つ問題があります。読んだ結果、手元に置いておきたくなったらどうするのか、という問題です。

これに対する解答はシンプルです。Kindle電子書籍を買います。一応ミニマリストを目指している身としては、あまり紙の本を増やしたくありません。その点電子書籍はかさばりませんし、本棚の整理も簡単です(というか自動でやってくれます)。

 

今回もこの手法を実践し、2冊とも買った直後にメルカリに出品しました。読み終わるまではちょっと高めにして置いておきます。あんまり早く売れても困るので。ましてや今回は2冊同時だし。

しかし、ここで予想外の展開が。出品してから数時間で売れてしまったのです。2冊とも。すごいぜ若林先生。

これは困りました。なにせまだ読み始めてすらいませんから。私の読書ペースを考えると、時間が足りません。

とりあえず読まないと始まらないので、表参道の方から読み始めました。とてもおもしろく、割と余白が多かったこともあり、思いの外早く読み終わりました。

読み終わった私は、ナナメの夕暮れに移るのではなく、前述の通り二周目に入りました。ナナメの夕暮れは既にKindleで買いました。

それはなぜか。表参道を読んだ時点で、『ナナメの夕暮れ』は私にとって大切な本になると確信したからです。なんて言うんですかね、ざっくり言えば「良い本」でした。自分もまだまだ新しい世界を開けるの、そう思わせてくれる本でした。あと、若林さんの内面を知ることができたので、ラジオも今まで以上に楽しく聞けそうです。

しかし誤算もありました。なんと『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』は電子書籍で販売していないのです!まさかこんなが...!

まあいいです。二周目は既に終わりました。彼の思いは心に刻まれました(たぶん)。もしまた読みたくなることがあっても、おとなしく買い直します。

 

そのうちネタバレ有りの感想も書くかもしれませんが、今日のところはこの辺にしておきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。