そう簡単に人生変わらんよ

モラトリアムを拗らせた中二病おじさん。

iPhoneのフルバックアップなんて取れない

iPhoneにはiCloudとPCという2種類のバックアップ方法があります。今日は後者の話です。

iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」という文言を見たら、このバックアップから復元すればバックアップ時の状態にそっくりそのまま戻る、と解釈するのが普通だと思います。私もそう思っていました。しかし実際は全く違います。

上のスクリーンショットは復元後に撮ったものですが、88GB空きとなっていますね。しかし元は20GB空きくらいだったんです。実に68GBものデータが消えたことになります。では何が消えたのか、以下に列挙していきます。

  • ダウンロード済コンテンツ:prime video, kindleなどで端末にダウンロードしておいたデータは全て消えました。
  • ミュージック:全部消えました。iTunesストアから再ダウンロードするか、PCと再同期しましょう。
  • アプリ:Safariや通話といったデフォルトアプリ以外は全て消えました。ただし設定だけは残っていたようで、アプリを再ダウンロードしたら以前の状態に戻りました。
  • ユーザー辞書、変換履歴:全部消えます
  • wallet:一時的に全部消えるので、忘れずに再登録しておきましょう。walletアプリを開くと、少し間を置いて「以前ご利用のカード」という項目が出てきます。

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まだ他にもあるかもしれませんが、とりあえずこの辺は全部消えました。ちなみに写真は残っていました。

ここまで読んで、PCじゃなくてiCloudにバックアップしてたんじゃないの?と思った人がいるかもしれませんが、違います。間違いなくPCのバックアップです。

でも昔はこんなことなかったと思うんですよね。数年前に機種変した時はPCのバックアップからそっくりそのまま復元できたはずです。
あ、ちなみに今回は機種変じゃなくて、突然iCloudのメモが全部消失したので復旧するために一時的に初期化しました。そっちの話は別の記事にしています。

norinoriyukiyuki.hatenablog.jp