そう簡単に人生変わらんよ

モラトリアムを拗らせた中二病おじさん。

過去にとらわれてしまうあなたへ

「過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる」

この言葉って、「変えられない過去のことは気にするな。未来を変えるために今を少しずつ変えていけ」って意味ですよね。でも、気にするなって言われて気にしなくなるなら、初めから気にしてねーよと思うんですよね。だからこそ、私は別の言葉を送りたい。

「自分も未来も、過去も他人も変えられる」

はい、間違いなく変えられます。なぜなら、あなたの中にあるのは「過去の事実」や「他人自身」ではなく、「過去・他人に対する自身の認識」だからです。

例えば、「試合に負けた」という事実は変わりませんが、「試合に負けた」という事実に対する認識はいくらでも変えられます。負けた直後はどうしようもなく悔しいし、自分のミスを悔いるかもしれません。でも、その敗北をバネに翌年の大会で優勝できたとしたらどうでしょう。あんなに嫌だったはずの「試合に負けた」ことも、「あの負けがあったから頑張れた」と受け入れられるのではないでしょうか。

良い話ばっかりでも説得力がないので、もっとわかりやすい例も挙げておきましょう。「良い人だと思ってたのに」。あなたが良い人だと思っていた間も、相手はずっと悪い人でしたよ。あなたが勘違いしていただけです。詐欺なんて典型的ですよね。

最後に一つ付け加えておきたいのは、あなた自身の価値観を大切にしてほしい、ということ。何でもかんでも受け入れて、自分を殺してはいけません。

他人に優しく、自分にもっと優しく。