そう簡単に人生変わらんよ

モラトリアムを拗らせた中二病おじさん。

オタク・ロリコン・障害者

こんにちは。のりゆきです。

突然ですが、私はアニメオタクでありロリータコンプレックスであり身体障害者です。

アニオタ・ロリコン・障害者、これらはいずれも特定の括り(特徴、属性、分類)を表す言葉です。

今日はその「括り」のお話をします。まとめるのめんどくさくなっちゃったんでダラダラ長いです。

 

一口に括りと言ってもその種類は多岐に渡ります。

学生、公務員、Apple社員、野球選手のような社会的身分、

竜王、社長、生徒会長のような特定の組織・団体の中での立場を表すもの(公的な意味を持つものも多いですね)、

野球部員、アニメオタクといった趣味・特技に関するもの、

ロリコン、マゾ、ケモナー、露出狂といった性癖、

人間、ホモ・サピエンス黄色人種、チビ、デブ、近眼といった生物学・身体特徴上の分類、

健常者、弱視身体障害者など医学的な区分等々......

挙げればキリがありません。性格とか配偶者/交際相手の有無も括りですね。

 

前置きが長くなりましたが、今日は自分自身の分類を語る時のお話です。

例えば、「私は大学院生/野球部員/市役所勤務の公務員/日本人です。」と言った時に文句を言われることはあまりないでしょう。中にはこういうレベルでの行きづらさを抱えて生きている方々もいますが、本題から逸れてしまうので今回は触れません。

一方で、「俺ってケモナー/鉄オタ/サッカー好きなんだよねー」と言うと世間の風当たりが強かったりする世の中です。

それぞれの界隈にはガチ勢・古参・プロと呼ばれる人々がいて、その方々に比べれば初心者なんて足元にも及びません。それで叩かれちゃうわけですね。大抵はプロの威を借る中の上連中がせっせとエゴサして叩いてるんですけど

オフ会とか参加してみると結構初心者でも温かく迎え入れてくれるんですけど、Twitterあたりだと当たりキツイですよね。

人々は冷たいが、人は優しい

とはよく言ったものです。

 

このカテゴライズについて考えていくわけですが、まずオタクという人種の中には本質的に軋轢が生まれやすいんです。

例えば、どんなに頭が悪くても大学生は大学生ですし、サッカー初心者はサッカー選手になれません。大体は部員からのスタートです。

このように公的身分には社会という後ろ盾があり、スポーツ選手には実力差が生まれにくく、そもそも絶対数が少ないという特徴があります。

一方でオタクを始めとした趣味の世界では、明確な階級分けがないことに加え、知識や経験等の目に見えないものは比較が困難です。

 

なんか話がまとまらないので私自身の話をしていきます。

まず、私は自称アニオタです。毎クール10本程度はアニメを見ていますし、暇さえあればプライムビデオで昔のアニメを見漁っているので。

しかしロボットものはほとんど見ませんし、見るのが好きなだけで別に詳しくはありません。見るだけで、円盤やグッズはほとんど買いません。

これは、一般人からすればオタクだし、ガチオタからすればニワカと言われてしまう、という非常に中途半端な立ち位置です。

他には、ロリコンな気もするけどリアル幼女には興味ありません。身障者手帳は持っているけど健常者と同じ生活を問題なく送っています。

何につけても中途半端マンてわけですね。

 

嘆いていても仕方ないので、優しい世界に向かうためのアドバイスを書いて終わりにしようと思います。

・新世界に飛び込むビギナーへ:常に謙虚でありましょう。はじめのうちは、多少かじっただけでついつい知った気になりがちです。「知れば知るほどわからないことが増えていく」、「先輩は早く生まれたから偉いわけじゃない、お前よりも長くその世界で努力し貢献してきたから偉いんだ」という言葉を忘れずに邁進してください。

・ヒヨッコを迎え入れる皆様へ:裾野が広がらないことには業界の発展はありません。個人の好き嫌いは置いといて、コンテンツを愛するならどうか広い心で受け入れてやってください。SHIROBAKOの翔太兄みたいなヤツが業界の未来を支えることもあるわけですし。

・みんなへ:「子供叱るな来た道だ、老いを笑うな行く道だ」

「無知を恥じず、無知に甘えるを恥じる」

 

子供は叱ってあげないといけない気はしますけどね。とりあえず僕は障害を恥じず、障害に甘えるを恥じて生きていこうと思います。

やったーすっごーい