そう簡単に人生変わらんよ

モラトリアムを拗らせた中二病おじさん。

オラのりゆき、14才

こんばんは。のりゆきです。

14才、ピッチピチの中学二年生です。

嘘です。もう24です。

 

突然ですが、私以上に重篤中二病患者に会ったことがありません。

普段は外にほとんど出してないのですが、私は根っからの中二病です。

 

猟奇的殺人犯が「そんな人には見えなかった」と言われるのと同じです。

外に出ている人は、ゆうて大したことないんです。彼らは大体承認欲求こじらせてるだけなんでまだ他人という存在を強く意識しているんです。

だけど内に秘めている人は違います。他人を寄せ付けない硬い殻の中で濃縮された自我が渦巻いているんです。

 

なんか話が逸れました。

今日のテーマは中二病です。現代っ子なら誰しも通ってきたであろう暗黒期です。

そんな中二病とは一体なんなのか、10年以上の長きにわたって中二病に罹患している私がたどり着いた一つの結論をお披露目します。

 

一言で言えば、中二病とは「自己防衛」です。

心理学や哲学?の分野でどういう扱いになっているのかは知りませんが、今のところ私はそう思っています。

 

中二病にも色々あると思いますが、私の場合はベースに「世の中くだらない」という思想があります。この「くだらない」は破壊力抜群です。世界がくだらないのなら、日々世界で起こっていることもくだらない。なら当然、世界の一部である自分やその周りで起こる出来事もくだらない。くだらないのであれば、いちいち気に留める必要はない。これで完璧です。鉄壁の守りです。

いやこれ本当に、真に世界をくだらないと思っているとマジで完璧だと思います。不幸になんてなり得ません。

「世の中くだらねーー!!!!」とかいうレベルではなく、「え?くだらなくない?大丈夫?頭おかしくなっちゃったの?」くらいになってくると本当に堅牢な壁です。

 

しかし、光があるところには影もあります。

なんせこの壁は硬すぎて、何人たりとも踏み込むことを許しません。つまり、深い人間関係を構築することはできません。物理的に不可能、と言っても過言ではないでしょう。そしてそれは、幸せになれない、と同義だと思います。映画Into the Wildから引用しますと、

幸福が現実となるのは、それを誰かとわかちあったときだ

そういうことです。

まとめると、中二病とは最強の壁であり、真に中二病であり続ける限り心が傷付くことはない。しかし同時に、幸せを感じることもない。

言い換えれば、不幸にならない代わりに幸せにもなれない。それが中二病

中二病でも恋がしたい!!なんて言っていられるうちはまだまだ中二病の深みにハマってないから全然大丈夫だ!!

 

p.s.

中二という時期になんでみんな揃ってこういう心理状態になるのでしょうか?何に代えてもアイデンティティを守りぬかなきゃいけないお年頃なんですかね?知らんけど